2013年にアメリカで起きた「エリサ・ラム失踪事件」が9月13日放送の「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」で取り上げられます。
21歳の女子大生のエリサ・ラムが宿泊していたホテルから失踪。
失踪前のホテルのエレベーターの防犯カメラには見えない相手に向かっておびえた様子で話している模様が映っていました。
その後、エリサの遺体が発見されます。
事件の失踪はどのようなものだったのでしょうか?
エリサラム事件の概要
エリサ・ラムさんはカナダ人で、ブリティッシュ・コロンビア大学に通っていた21歳の女子大生でした。
エリサさんはアメリカ横断の旅行中の2013年1月28日~31日の間に「セシル・ホテル」に宿泊した後、行方が分からなくなります。
ホテルをチェックアウトする前に行方が分からなくなったため、警察はホテルの内外を徹底的に捜索しましたたが、行方はわからいままでした。
その後、「セシル・ホテル」に宿泊したお客さんから水の水圧や、水の色・味が変だとクレームが続出。
2月19日、ホテルの屋上にある貯水タンクを調査したところ、エリサさんの遺体が発見されました。
エリサが遺体で発見された時、外傷や暴行の後はなく死因は溺死でした。
エリサラム事件の真相と犯人
エリサラムさんが亡くなった経緯は今もハッキリと判明したわけではありませんが、事故死だったとされています。
つまり、犯人はいないということです。
エリサが行方不明になった後、警察は情報提供が欲しいとしてエレベーターの防犯カメラの映像を公開しました。
そこには不可解な行動を繰り返すエリサさんの姿が映っていました。
エリサさんはエレベーターに乗り、目的の階のボタンを押すもドアが閉まらず、不信に感じた彼女は一旦ドアの外に出て周囲を見回します。
そして、まるで誰かと会話をしているかのように身振り手振りを交えた様子が確認されました。
エレベーターのドアは開いたままの状態が続き、観念したのか彼女は、エレベーターから離れます。
彼女が立ち去るとエレベーターのドアは閉まり上り下りを繰り返し始めます。
これががエリサラムさんの最後の姿となってしまいました。
実は、エリサさんが双極性障害を患っており、4つの薬を処方されていました。
事件当時は抗うつ薬を過剰に摂取してしまい、錯乱していたのではないかといわれています。
エリサラムのエレベーターでの奇行に関しては、映像分析の結果、彼女がボタンを押し間違えていたことが判明しています。
エレベーターのドアが閉まらなかたのは、「Close」のボタンではなく、「Hold」のボタンを押していたからです。
「Cloe」のボタンを押した場合は数秒後にドアは閉まりますが、「Hold」のボタンは2分間ドアが開いた状態になります。
エリサラムはこのボタンの押し間違えに気づかずに、ドアが閉まらないことを不思議に思って、一旦エレベーターの外に出て確認をしていたのです。
以上のことから、
エリサが発作で錯乱して屋上まで上がり、貯水槽に落ちた可能性が高いと言われています。
ただ、エリサがどのような経緯で屋上の貯水タンクまで行ったのかは不明となっています。
逆再生動画
公開されたエレベーターの防犯カメラ映像の恐ろしく奇妙な内容は、ネット上で大きな話題となりました。
エリサさんが亡くなった真相についていろいろな説が噂されるようになりました。
その一つとして「防犯カメラの映像は逆再生されていた」とする説があります。
この説はエリサさんが霊に取り憑かれてしまい、その影響で貯水槽に転落したというものです。