2015年12月28日、当時27歳だった有友尚子さんが交際相手の男性と口論になった後、倒れて意識を失い、翌2016年1月10日に亡くなりました。
警察は交際相手の男性を傷害容疑で逮捕しましたが、後に不起訴処分となります。
2022年に遺族が検察に再捜査申し入れています。
遺族らが交際相手の男性を訴えた民事裁判で、男性の暴行が原因で死亡した可能性が高いと認める判決が確定したためです。
尚子さんの交際相手は誰だったのでしょうか？
2015年に有友尚子さんが元交際相手と口論した後、倒れる
2015年に兵庫県芦屋市で、当時27歳だった有友尚子さんが元交際相手の男性から殴られて意識不明となり、13日後に死亡しました。
傷害致死事件として捜査されましたが、「殴られたことと死亡の因果関係が立証できない」として、男性は不起訴処分となりました。
遺族らは、2018年に尚子さんの死の原因を明らかにするために民事裁判を起こします
遺族らが損害賠償を求めた民事訴訟で大阪高裁は、「死因は殴られたことによるくも膜下出血」とする医師の意見書を証拠として認めます。
民事裁判の結果を受け、有友さんの遺族らは2022年7月27日、傷害致死事件としての再捜査を求めて、神戸地検尼崎支部に申し入れをしました。
有友尚子さんの元交際相手は誰で名前は？
2015年ごろのニュースを調べてみましたが、当時の記事を見つけることはできませんでした。
元交際相手の男性は当初傷害容疑で逮捕されています。
もしかしたら、記事になっていなかったか、もしくは記事が削除されてしまったのかもしれません。
ネット上には当時のニュース報道の痕跡は残っていませんでした。
そのため、交際相手の男性の名前や年齢など一切の素性が不明でした。
尚子さんは亡くなる約1ヵ月半前に交際相手から全治4週間の暴行を受け、被害届を提出していました。
そして事件当日の2015年12月28日未明、 尚子さんと交際相手の男性は、JR芦屋駅北側からタクシーに乗るが、車内で口論になります。
駅に引き返して交番前で降りますが、男性の怒鳴り声が聞こえた後に、尚子さんが倒れこみます。
タクシーの運転手によると、「男の右手が女の顔に当たった後、女は膝から崩れるように倒れた」ということです。
再捜査求める「母の執念」
7年前の傷害致死事件で死亡した27歳の娘。元交際相手を逮捕するも「不起訴」。
諦めず”新証拠”を見つけた
母親「娘に謝罪して」
2022年07月27日放送可哀想、（；＿；） pic.twitter.com/eIueZhwkeL
— u fu fu ❇️🐈⬛ (@University_ufu) July 28, 2022
民事裁判では交際相手の男性は、「私は暴行を振るっていません。当時、尚子さんは私に対して一方的に激しく暴行を加えていました。激高したことで興奮が高まり、くも膜下出血を発症したのではないでしょうか」と暴行したことを認めませんでした。
しかし、2021年6月に大阪高裁はある医師の鑑定書を拠り所とし、交際相手に賠償を命じる判決を言い渡しました。
A医師 B医師人によって
判断が異なり今回はB医師に
より民事裁判で賠償を命じる
判決が出た❗❗刑事事件でも【再起】の申し入れ【捜査が終結した事件でも検察は再捜査】出来る❗❗
頑張って下さい【お母さん】🌻
(YouTubeでも見れます) https://t.co/OLUrmF36bO— 夜桜deep (@deep662277ti) July 28, 2022
民事の判決は確定しましたが交際相手から謝罪の言葉はなかったそうです。