2025年9月、有田町長である松尾佳昭氏が 出張先(名古屋市)での宴会で、接客していた女性従業員に対し体を触るなどのセクハラ行為を行ったと報じられました。
松尾氏本人はこの行為を認め、「不徳のいたすところ」「町長としてあるまじき行為だった」と謝罪の意を示しています。
町議会ではこれを重く受け止め、2025年12月2日、問責決議案を全会一致で可決しました。
本記事では松尾佳昭氏について詳しくまとめていきます。
松尾佳昭(有田町長)のwiki経歴
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氏名:松尾 佳昭(まつお よしあき)
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生年月日:1973年11月19日(昭和48年)
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出身地:佐賀県有田町
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学歴:
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佐賀県立伊万里高等学校 卒業
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福岡大学 法学部 経営法学科 卒業
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職歴〜政治経歴:
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卒業後、民間企業(有田焼ブランドメーカーなど)に勤務(平成8年4月〜平成15年12月)
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2004年〜2006年ごろ(平成16年1月〜平成18年3月)に参議院議員秘書を務める。国政の現場での経験あり。
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民間企業勤務を経て、2006年に有田町議会議員に初当選。以降3期を務める。
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2018年4月、有田町長に就任(第1期)。その後 2022年に再選され、現在は2期目。
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町長としての施策・姿勢:
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“「挑戦なくして伝統なし」”をスローガンに、400年以上の歴史を持つ有田焼(町の伝統産業)の保存と同時に、新たな挑戦によるまちづくりを推進。
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地場産業(有田焼)を「トップセールス」することを自認し、国内外でのPR、観光振興、文化×産業の融合による地域活性化に尽力。
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結婚と嫁・子供の家族
公的なプロフィールでは「既婚」である旨が記載されています。
家族構成について調べたところ、妻の名前は「ユミ」さん。
子供は長男と長女がいます。
セクハラ問題について
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2025年9月、有田町長である松尾佳昭氏が 出張先(名古屋市)での宴会で、接客していた女性従業員に対し体を触るなどのセクハラ行為を行ったと複数報道。本人はこの行為を認めています。
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町議会ではこれを重く受け止め、2025年12月2日、問責決議案を全会一致で可決。
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松尾氏は当時「酩酊して覚えていない」と述べた一方で、「不徳のいたすところ」「町長としてあるまじき行為だった」と謝罪の意を示しています。
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議会側は「町の最高責任者として自覚に欠けた行動であり、社会的倫理的責任が極めて重い」と厳しく非難しています。
現時点では「辞職」「罷免」などの最終決断については報じられておらず、今後の議論・対応が注目されています。
まとめ
松尾佳昭町長は、1973年生まれ、有田町出身。福岡大学卒、民間企業・国政秘書などを経て、2006年に町議、2018年に町長となり、現在2期目を務めるベテラン自治体首長です。地場産業である有田焼の振興を「伝統と挑戦の融合」で進めるという町政ビジョンを掲げ、多方面で活動してきました。
一方で、2025年9月の出張先でのセクハラ問題が発覚し、町議会は問責決議を全会一致で可決――町の監督責任、倫理的責任が問われる重大な事態になっています。