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飯塚事件:久間三千年の前科や生い立ち|息子や嫁の現在と真相や真犯人説

2022年4月23日のBSNHKで飯塚事件が特集されます。

飯塚事件とは1992年2月に久間三千年(くま・みちとし)元死刑囚が起こした殺人事件ですが、

冤罪の可能性が指摘されていました。

事件の真相を巡り多くの議論を呼んでおり、検証番組も放映されています。

今回NHKが特集を組んだということですが、死刑となった久間三千年はどのような人物だったのでしょうか?

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飯塚事件とは?

久間三千年元死刑囚は、1992年2月20日に福岡県飯塚市で発生した「飯塚事件」で、当時小学1年生の女児2名を殺害した容疑で逮捕されます。

その後の裁判で死刑判決が確定し、2008年10月28日に死刑が執行されて、既に死亡しています。

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飯塚事件の犯人とされる久間三千年は警察による取り調べから裁判中まで、一貫して無罪を主張。

当時のDNA鑑定の信用度の低さなどが明確になった事もあって冤罪だった疑いが浮上し、話題になりました。

真犯人は別にいるのではないかという議論が現在まで続いています。

久間三千年の前科や生い立ち

「飯塚事件」の犯人として死刑が執行された久間三千年(くま・みちとし)については、詳細なプロフィールや生い立ちは不明となっています。

久間三千年は、2008年に手記に「今年の1月9日で70歳になった」と書いていたらしく、これが正しければ、生年月日は「1938年1月9日」だったといわれています。

久間三千年は2008年10月28日に70歳で絞首刑に処されたと報道されているため、享年は70です。

 

久間三千年は過去に、福岡県山田市(現在の嘉麻市)の職員として働いていましたが1977年頃に退職。

 

飯塚事件が発生した当時は、定職には就いておらず、生活費は妻の収入と自身の年金だったという事です。

非常にマメな性格で現在で言うところの”主夫”だったようですね。

 

久間氏の経歴について「前科がある」という情報もありましたが、そのような事実は確認されておらず、デマです。

久間三千年の息子や嫁

「飯塚事件」発生当時、久間三千年さんは事件発生現場近くの街で、妻と小学生の息子の3人で生活していました。

事件発生当時、久間三千年は家庭では「主夫」のような立場で、外で働いていた妻の給料と自分の年金で生活。

平日は毎日、妻を車で職場に送り迎えしていました。

とても事件を起こすような人物ではなかったようです。

 

 

久間の妻が綴った声明文が2015年1月、再審弁護団が福岡市内で開いた集会で公開されています。

 〈私たち家族の幸せは、日々のなかにあり、夫の優しさ、思いやりは、生活の中に満ちあふれていました。子供の成長に合わせて、軽自動車のワンボックスから普通車のワンボックスに替えて、運転席に3人で座って出かけるのが楽しみでした。

私が一度は行ってみたいと思っていた富士山にも連れていってくれました。富士山に向かって走る高速道路でトンネルを抜けると目の前に現れる富士山は美しくて素晴らしいものでした。深く心に残っています〉

 

久間三千年の家族は死刑執行後の2009年10月28日に、久間三千年は冤罪であると主張して再審請求を行いましたが、

2014年3月に福岡地裁が、2018年2月に福岡高裁が、2021年4月に最高裁判所がそれぞれ再審請求を棄却する決定を下しました。

 

2021年7月9日に久間三千年の家族は、2度目の再審、裁判をやり直す請求を福岡地裁に対して行っています。

現在も福岡高裁で再審請求即時抗告審が行われており、その動向が注目されています。


久間三千年の妻や息子は、現在も久間三千年が無実・冤罪だったと信じています。

飯塚事件の真相や真犯人説

なぜ久間三千年が冤罪で無実だったのではないかと指摘されているのかが気になりますね。

久間三千年の犯行が疑われたのは数々の状況証拠が見つかったためですが

 

 

捜査段階で逮捕の決め手となったのは「血痕」でした。

久間の裁判で有罪の決め手にされたのも、逮捕の決め手となった「血痕」の科警研のDNA型鑑定でした。

 

それの血痕は1994年4月、久間の車の後部座席シートから検出されましたが、実はその1年半余り前、福岡県警が久間の車の中をルミノール検査した際には検出されていませんでした。

久間は手記で、〈警察が証拠を捏造して逮捕したあの時から14年の月日が流れた〉と警察が証拠を捏造したと訴えています。

しかし、この飯塚事件は冤罪ではなく、クロではないかという意見も多いです。

 


マスコミは冤罪ではないかと世論を誘導している節がありますが、

当時の裁判資料などを詳しく見ると事件の印象が変わるという意見もあります。

裁判では飯塚事件の決着は一応ついていることになるので、事件の真相は我々第三者が判別できるものではありません。

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