今回は元阪神タイガース選手・横田慎太郎氏について取り上げます。
プロ野球選手として将来を期待されましたが病魔に襲われ、24歳という若さで引退。
現在はどのような生活を送っているのでしょうか?
横田慎太郎の現在
横田慎太郎氏は1995年6月9日生まれの26歳。
鹿児島県日置市出身です。
2013年にドラフト2位で阪神タイガース指名されて入団。
プロ3年目で開幕スタメンを勝ち取りますが、翌年、原因不明の頭痛とボールがぼやけて見えるという症状に悩まされます。
精密検査の結果は脳腫瘍と診断されます。
18時間に及ぶ大手術を終えた目が見えない状態からの過酷な闘病生活がスタート。
退院後、育成選手契約となった慎太郎氏は一軍復帰を目指しますが、体力は回復するものの、視力だけが戻りません。
そして2019年限りで引退。
引退試合の奇跡のバックホームは話題になりました。
2019年9月26日、本拠地の鳴尾浜でのウエスタン・リーグ最終戦。
福岡ソフトバンクホークス戦で8回2アウトからセンターの守備に入ると、センター前に跳んだ打球をホームにノーバウンドで正確に送球。
俊足の水谷瞬選手を見事アウトにしました。
多くのファンが感動しました。
横田慎太郎さんは、引退の際に阪神から「阪神タイガースアカデミーベースボールスクール」コーチへの就任を要請されましたが、脳腫瘍で死力が残る状態で小中学生に野球を教えるのは困難という理由で断っています。
引退後は講演活動、YouTube出演などを通し、自身の貴重な経験を伝える活動に取り組んでいました。
2020年には脊髄に腫瘍が転移していたことが判明しますが、現在は治療を終え、無事に完治したそうです。
※再発については詳しくは後述
横田慎太郎の結婚
横田慎太郎さんが現役のプロ野球選手時代から結婚をしていたという情報はありませんでした。
そして、プロ野球引退後も結婚したという情報は確認できなかったため、現在も独身であると考えられます。
姉や父と母
横田慎太郎さんの結婚について検索すると、
美人な女性の画像が出てきます。
お嫁さんかと思いましたが、姉の横田真子さんの顔写真のようです。
真子さんは元バレーボールの選手で、高校時代にはインターハイでは全国2位という成績を残しています。
大学に進学後もバレーボールの主力選手として活躍。
現在、真子さんは『MBC南日本放送』で勤務されているそうです。
こちらが横田慎太郎さんの姉と母と父の画像です。
横田慎太郎の父は横田真之というロッテなどで活躍した元プロ野球選手です。
横田真之さんは新人ながら打率3割を記録し、通算の打率も.279を誇る巧打者。
さらに俊足でシーズンで最多26盗塁を記録しています。
この横田慎太郎のお父さんですが、真之ですが脳の治療のため髪が抜けた横田慎太郎さんを思い自分も丸坊主にしたそうです。
母親の名前はまなみさんという名前です。
脳腫瘍の種類と再発
脳腫瘍は具体的な疾患名ではなく、脳の神経細胞そのものから発生する、頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称です。
横田選手の場合には、具体的な疾患名は明らかにされていませんが、22歳という年齢から考えると、比較的に若い世代に発生しやすい胚細胞腫だったのではないか、と推測されています。
横田さんは2020年7月に左足と左腰に強い痛みを感じます。
地元・鹿児島の整形外科で診察を受けますが、理由が判明しません。
同年9月に2017年に脳腫瘍の開頭除去手術を受けた大阪府の病院で受診したところ、脊髄に腫瘍が転移していたことが分かり、再び闘病生活が始まります。
今回は手術の必要はありませんでしたが、抗がん剤投与が始まり、前回と違って5クールに増えます。
再び副作用で激しいだるさ、吐き気に襲われます。
さすがの横田さんも、2度目となると心が折れかけますが、
母まなみさんの
「船に乗った以上、途中では絶対に降りられないよ。最後に港で一緒に降りようよ」という言葉に励まされ、
前を向いて強い気持ちで治療に臨みます。
6カ月におよぶ入院生活を終え、
現在は退院して毎朝40分の散歩などのリハビリに取り組んでいます。